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ミニマリストが愛用する【照明】

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ミニマリストが愛用品について語る企画です。

今回は名作と名高いポータブルライト「パンテラポータブル」を紹介します。

目次

  1. ミニマリストが愛用する照明【パンテラポータブル】
  2. パンテラポータブルに関する質問あれこれ
  3. 最後に

ミニマリストが愛用する照明【パンテラポータブル】

夜という名の静寂と暗闇の中で私たちが生活を営むことができているのは、『灯り』という存在があってこそだろう。

照明器具の発明は、我々に安定した活動時間を提供し、現在までの社会発展に必要不可欠なものであったと言える。

また、夜を恐怖の対象としてしか見ることができなかった人間に、夜の美しさを教えたのも「照明」という存在なのかもしれない。

この世界に無数に存在する照明器具。

その中でも、これ以上に素晴らしいものはないのではないだろうか。

ルイスポールセンの名作「パンテラポータブル」である。

まず目が行くのはそのデザインだ。

古臭い王道なデザインにも見えるが、どこかモダンな佇まいをしている。

ミニマルかつシンプルであらゆる空間に溶け込み融合するが、決して存在感がないわけではない。

周りを引き立て、かつ自身の主張も忘れないという丁度良い塩梅である。

機能は「灯を灯す」その一点のみ。

それ以外の機能は備わっていない。

だからこそ、その1つの役目を最大限に果たそうという気概が感じられる。

シャンデリアのような豪勢で派手な装飾や、部屋全体をわかりやすく照らしてくれる大出力のライトを好む人もいるが、それでは趣がないと私は思ってしまう。

このライトは必要な場所で必要最低限の光を提供してくれる。

派手さはないが、だからこそ日本人の雅な心を刺激し、どうしても魅力的なのだ。

1971年にパンテラテーブルランプが誕生してから今日まで、半世紀近く愛され、名作家具という栄光を恣にしている。

その理由は、このライトとその灯が「不思議な奥ゆかしさ」を放っているからであり、だからこそ多くの人々を魅了するのだろう。

さて、おふざけはこの辺りで終わりにして、パンテラポータブルについて詳しく紹介します。

ルイスポールセンの名作パンテラシリーズ

1971年、デンマークの最も有名な家具デザイナーの一人「ヴェルナー・パントン」によって、「パンテラ」は設計されました。

初めは、「パンテラ テーブルライト」から始まり、現在では様々な大きさ、様々なカラーが発売されています。

出典:FLYMEe

パンテラシリーズの中でもおそらく日本で最も人気なのが、シリーズで1番小型の「Panthella 160 Portable」です。

パンテラポータブルはシェードの直径が16cmと使いやすいサイズであり、充電式で持ち運びができるというのが特徴です。

インテリア好きの人ならば、1番人気のカラー「オパール・ホワイト」は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

出典:FLYMEe

パンテラポータブルを使用した感想

私が使っているのは、国内有数のインテリアショップ「ACTUS」限定で販売していた、メタルシェードのブラックです。

パンテラポータブルの通常のラインナップにはブラックがなかったため、限定カラーのブラックを見つけた時は即決でした。

こちらはシェードの部分がメタル素材で上方に光が拡散しないタイプとなっています。

使った感想は名作と呼ばれるだけあり、やはり素晴らしいです。

デザインは本当に無駄がなく美しい。

ライトを点灯していなくても、インテリアアイテムとして成立します。

そしてコンパクト且つコードレス使用なので、どこにでも持ち運べるというのがいいですね。

充電はUSB-Cケーブルで行います。

ちなみに、バッテリーの持ちはかなり良く、私の使い方では1週間以上は充電しなくても使える感じです。

(バッテリーの性能に関しては、以下でも詳しく解説しています。)

支柱に組み込まれているスイッチを押すことで、10% → 33% → 100% → 消灯 の順で光の強さを調整することができます。

テーブルの上はもちろん、夜寝る前の読書灯としてもピッタリです。

インテリア性が高く、実用性もあるライトを探している人にはおすすめです。

パンテラポータブルに関する質問あれこれ

パンテラポータブルの寿命について

※公式サイトを覗いても、正確に寿命は何年とは記載されていないため、あくまで推測となります。

まず、バッテリーですが500回充電可能で交換は不可です。

(500回充電すると使えなくなるというわけではなく、バッテリーの性能が劣化するという意味だと思われます。)

少し計算してみました。

個人的には明るさ10%で使うことが多いので10%で計算します。

100%の明るさで点灯した場合バッテリーは5時間持ちますので、10%の場合は50時間です。

1日5時間使うとすると、フル充電で10日持ちます。

つまり年間で充電する回数は約36回です。

500回充電するためには約13.9年となります。

10%の明るさで1日5時間使用した場合、バッテリーの寿命は13.9年です。

LEDの寿命は記載がありませんでしたが、一般的に40,000〜50,000時間と言われています。

1日5時間使用した場合、8000〜10000日。

つまり、LEDの寿命は約22年となります。

どちらにせよ、10年以上は使えそうですから問題ないですね。

シェードの違いについて

パンテラポータブルのシェード部分にはアクリル素材のものと、メタル素材のものがあります。

シェードがメタルのモデルは区別して、「パンテラポータブルメタル」という名前になっています。

1番人気のパンテラ 160 ポータブル(オパール・ホワイト)は、シェードがアクリルなので、光がシェードの上部にも広がるという特性があります。

全体的に明るく優しい雰囲気になりますね。

出典:FLYMEe

メタルの場合は、シェードの上部に光が拡散しないので、より間接照明的な使い方になります。

V1とV2の違いについて

パンテラポータブルは仕様変更によって、現在生産しているモデルは「V2」、過去の仕様のものは「V1」となります。

V1とV2で大きく異なるのは、充電方法と防水性能です。

V1は充電方法がUSBタイプCのみですが、V2はUSBタイプCの他、ワイヤレス充電器(Qi規格)にも対応しています。

またV1の防水性能は、IP23(屋内用)ですが、V2の防水性能は、IP44(屋外でも使用可能)と強化されています。

V2の方が性能的には上ですね。

しかし、パンテラポータブルは値上がりが続いていますので、安く手に入れることができるのはV1だと思います。

ちなみに私のパンテラもV1ですが、屋内で使う分にはどちらも変わりません。

パンテラポータブルのリプロダクトについて

パンテラポータブルは値上げが続いていて、正規販売店で購入しようとすると4,9500円と非常に高価です。

ですので、リプロダクト品も出回っています。

しかし、やはりオリジナルと比較してしまうと見劣りしますよね。

デザインは完璧に同じではないですし、見た目でリプロダクトだとわかってしまいます。

リプロダクトは偽物とまでは言いませんが、個人的にはオリジナルの方をおすすめしたいですね。

中古市場でも値段は安定しているので、仮に手放す時にも何割かは回収できるはずですから。

逆に、お安くパンテラの雰囲気を味わいたいという人はリプロダクトでもいいかと思います。

パンテラポータブルはどこで買える?

調べた限り、アマゾンや楽天などの大手通販ではオリジナルのパンテラポータブルは販売されていません。(リプロダクトはありました。)

通販であれば、ブランド家具専門の「FLYMEe」がおすすめです。

実物を見てみたいという人は、ACTUS(アクタス)の店舗に足を運んでみると、実物が展示されているかもしれません。

その他、伊勢丹のオンラインショップでも販売されていました。

最後に

私が愛用しているパンテラポータブルについて紹介しました。

充電式でコードレスのポータブルライトは、思った以上に使い勝手が良く、本当に購入してよかったなと思える一品です。

この無駄がなく美しいデザインは、今後も多くの人を魅了することでしょう。

末長く使っていきたいライトに出会えたことに感謝です。

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