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【フロアタイルのデメリット】賃貸で使うと後悔する?カビの問題は?

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フロアタイルのメリットとデメリットについて詳しく知りたい。
そんな疑問に答えます。

この記事では、賃貸の床にフロアタイルをDIYした経験から、賃貸でフロアタイルを使うメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

目次

  1. フロアタイルとは?
  2. 【後悔する?】フロアタイルのデメリット
  3. フロアタイルのメリット
  4. フロアタイルにはカビが発生するのか?【対策】
  5. フロアタイルのデメリット【まとめ】

フロアタイルとは?

フロアタイル

フロアタイルとは、ポリ塩化ビニル製のタイル状の床材です。

一般的な床材として広く知られています。

フロアタイルとクッションフロアの違い

よく比較として挙げられるのが、『クッションフロア』です。

クッションフロアもポリ塩化ビニルで作られていますが、シート状になっているのが特徴です。

フロアタイルとクッションフロアを簡単に比較するとこんな感じです。

フロアタイルクッションフロア
形状タイルシート
厚み2.5~3.0mm程度1.8mm程度
クッション性ない若干ある
豊富豊富
質感リアルフロアタイルには劣る
防水性ありあり
DIYの費用(6畳で)2.5~6万程度1~1.5万円程度
DIYの難易度比較的簡単簡単

フロアタイルは賃貸にDIYできる?

フロアタイルを賃貸の床にDIYしたものがこちらになります。

フロアタイルをDIYした部屋
艶があって高級感のあるおしゃれな床になりました。

今回使ったフロアタイルの値段の目安は、6畳で2.5万円程度です。

【後悔する?】フロアタイルのデメリット

フロアタイル
賃貸の床にフロアタイルを貼り、実際に生活してみて感じたデメリットを正直に告白します。

綺麗に貼ることが難しい

クッションフロアもDIYしたことがありますが、フロアタイルの方が難易度が少し高いと感じました。

とは言っても、私がDIYした方法はフロアタイルを置くだけなので非常な方法ですが…

フロアタイルはパズルのような感覚で床に敷き詰めていくだけなので、簡単かなと思っていたのですが綺麗に貼ろうと思うと案外難しい…

結果的には、素人のDIYでも綺麗に満足のいく仕上がりになったのでよかったです。

フロアタイルをDIYした部屋

継ぎ目の隙間から水が入る可能性がある

フロアタイルはタイルなので、シート状のクッションフロアと違い継ぎ目がありますが、継ぎ目の隙間が大きい場合、隙間に水やゴミが入り込んでしまいます。

特に水が入り込んでしまうと、カビが発生する原因になり、下のフローリングにダメージが残る可能性があります。

解決策は、隙間を出さずに丁寧に貼っていくことです。

このくらい綺麗に継ぎ目が揃っていれば、水が入る心配もないので安心です。

クッション性はない

フロアタイルは硬いタイルなので、クッション性はありません。

特に冬場は冷たいので素足で過ごすには厳しく、スリッパが必須となります。

逆に夏場はひんやりとしていて気持が良いです。

また、クッションフロアと違って防音性も期待できません。

下の階に足音を響かせたくないなどの防音性を期待している人は、クッションフロアの方がおすすめです。

クッションフロアと比べて費用が高い

フロアタイルはクッションフロアと比較すると費用が高いというデメリットがあります。

クオリティを考えれば、当然といえば当然なのですが…

何よりも安さを求めている人ならクッションフロアの方がいいかと思います。

しかし、フロアタイルの耐久性を考えれば、妥当な値段だと言えるでしょう。

長期で考えれば、むしろフロアタイルの方が安上がりになるかもしれません。

ちなみに、私が使用した『サンゲツ』のフロアタイルなら、6畳で2.5万円ほどの費用で済みます。

他にも、ニトリやカインズなどのホームセンターで購入することで費用を抑えることができます。

フロアタイルのメリット

賃貸の床にフロアタイルをDIYしてよかったことも紹介します。

高級感があるおしゃれな床になる

なんと言っても高級感のあるおしゃれな床になったことがよかったです。

フロアタイルよりもリアルな質感で、この艶感はクッションフロアには出せないメリットです。

おしゃれな家具を揃えるよりも、フロアタイルで床を変えた方が圧倒的に安上がりにおしゃれなお部屋を作れるんですよね。

部屋をワンランク上のインテリアにしたい人は、フロアタイルのDIYをおすすめします。

掃除やメンテナンスが楽

フロアタイルは機能性にも優れています。

防水性があるので、掃除やメンテナンスが非常に楽です。

水をこぼしても、食べ物をこぼしても、サッと一拭きするだけで綺麗になります。

普通に掃除をしていれば常に綺麗な状態を保てるので、掃除が面倒な人にもおすすめです。

元々の床を保護できる

賃貸でフロアタイルを貼ることで、元々の床を保護することができます。

床を傷つけて、撤去時に余計な費用を取られるくらいなら、フロアタイルを敷いておいた方がいいですよね。

フロアタイルの置くだけDIYなら、置いたものを撤去するだけで原状回復をすることができますので、原状回復の心配は入りません。

頑丈なので長く使える

フロアタイルは厚みがあり、硬い素材でできているので耐久性に優れています。

一般的にフロアタイルの耐用年数は10年以上と言われています。(クッションフロアは約10年)

フロアタイルはクッションフロアと違い、凹み跡が残らないので長時間重いものを置いていても問題ありません。

賃貸にDIYした場合は、引っ越し後の新しいお家でもフロアタイルを再利用できるので、結果的にフロアタイルのコスパはかなり高いと言えるでしょう。

自分でDIYできる

フロアタイルは自分でDIYすることができます。

クッションフロアほどではありませんが、初心者でも簡単にDIYできるくらいの難易度ですから挑戦しやすいですよ。

最近では、裏がゴムになっていて完全に置くだけでDIYできるフロアタイルもありますが、費用が割高なのであまりおすすめしません。

裏がゴムになっている置くだけフロアタイルの相場は、6畳で4~5万円くらいです。(かなり高いですよね…)

一方で、サンゲツなどの大手メーカーのフロアタイルは6畳で2.5万円ほど。

接着剤で固定する前提で作られていますが、裏から養生テープで固定するだけでもずれません。

これならほぼ置くだけフロアタイルと同じ要領でDIYすることができますよ。

両面テープすらも不要で、養生テープさえあればOKです。

詳しい貼り方は以下の記事で解説しています。

『関連』【フロアタイルの貼り方】賃貸OKの置くだけ簡単DIY!

フロアタイルにはカビが発生するのか?【対策】

みなさんが一番心配しているのは、フロアタイルにカビが発生してしまうことだと思います。

フロアタイルをDIYする時にカビが発生しないための対策を紹介します。

【結論】そこまで心配いらない

結論から言うと、長期で何年も放置しない限りカビの心配はそこまで必要ないと思います。

なぜなら、以前クッションフロアを賃貸に使っていた時には全く問題なかったからです。

キッチンや、脱衣所などの水回りでもカビの発生はありませんでした。

クッションフロアの原状回復

クッションフロアについて詳しくはこちら

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追記

実際にこのフロアタイルを撤去して原状回復をした際も全くカビは発生していませんでした

湿気を溜めないように換気を定期的にする

カビを発生させないための対策として、湿度を溜めないように換気を心がけましょう。

リビングはエアコンなどで常に温度管理をしているから大丈夫でしょうが、水回りにフロアタイルを貼った場合は注意してください。

特にキッチンや、脱衣所、トイレなど。

フロアタイルのカビ問題に限らず、快適に暮らすために換気は必要です。

自分が快適に暮らせる環境を作ることがカビを発生させないことにつながりますよ。

もし、心配なら床にはめ込んだフロアタイルを1枚剥がしてみて、定期的にカビが生えていないかチェックすると安心です。

畳の上にフロアタイルを敷くのはおすすめしない

ただし、畳の上にフロアタイルを敷くのはおすすめしません。

畳は特に湿気が篭りやすいからです。

もし畳の上にフロアタイルを敷く場合は、自己責任でお願いします。

フロアタイルのデメリット【まとめ】

この記事ではフロアタイルのデメリットとメリットを紹介しました。

実際にフロアタイルを賃貸の床にDIYしてみて、デメリットよりもメリットの方が遥かに上回っているなと感じます。

お部屋が自分の好きな空間になった癒し効果はやはり大きいですね。

フロアタイルを貼ろうかどうか迷っている人は、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

私が使用しているおすすめのフロアタイル

  • サンゲツ:サルサリマーブル
  • 型番:IS1068(旧型番:IS908)

値段と枚数の参考

  • 1ケース18枚
  • 6畳で3ケースが目安
  • 枚売りの場合、1枚あたりの値段:432円
  • 6畳に施工する場合:23328円+送料

(※あくまで目安。お部屋の形状によって変わります。)

サンゲツ一番人気のホワイト大理石もおすすめ

  • サンゲツ:オニックス
  • 型番:IS1079(旧型番:IS904)
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